毎日を過ごしていると対人関係の悩みが多くあります。
どう対応して良いかわからず悩んだり、落ち込んでしまうことも多くあります。
人によって状況は異なるとは思いますが、まずは基本的な考え方の指針マニュアルがあれば気が楽になります。
ここでは「考え方」の指針を学んでみましょう。
人と関わる時の良い考え方と、悪い考え方の基本を説明します。
※ 指針マニュアルの解説に関しては下記を参照ください。
人に対しての考え方指針マニュアル
人に対しての基本的な考え方を説明します。
相手に対してネガティブな感情を抱いた時、どのように対応すれば良いか。
迷った時、ネガティブになった時に見直しましょう。
良い考え
相手の良い所、プラスを探しましょう
完全に自分と気が合い、自分の思った通りに行動する相手はいません。
自分の考えや、気が合う完璧な人はいません。
必ず自分の考えと異なる部分があります。
相手の嫌な面ばかりに目がいくと絶対に相手とうまく行きません。
また冷静に対応することすらできません。
良い所を見ることで相手の見え方が変わります。
良い所だけを見ることで相手に好意を持つことができます。
- 相手の良い所、合う所を探して見つけましょう。
- 次に良い所を認めましょう。
- そして良い所を学びます。
- 最後に真似して自分のものにしましょう。
どんなに苦手な人、気の合わない人でも必ず一つは良い所があります。
良い所を見るようにすることで相手の見方が変わります。
トータルで考えずに、合う部分、合わない部分に分けて見るようにしましょう。
そして、良い所から多くのことを学びましょう。
多くの人から良い部分を学ぶことは、気の合う一人から学ぶより多くのことを学べます。
ただし、本当に自分とは考え方、行動が全く異なる場合は最低でも毛嫌いするのはなく、冷静に対応できる普通な人として見られる様になりましょう。
相手を嫌ってしまうと場合によっては、冷たくしたり、避けたりと無意識に行動に現れてしまいます。
相手とギスギスすると後々反撃されたり、仕返しされたりと後に不利になり逆に悩みが増えます。
絶対にやめましょう。
周りの人に感謝しましょう。
相手にしてもらったこと、相手のしてくれたことに対して感謝しましょう。
時には余計なお世話な場合もありますが、基本的にはこちらが喜ぶと思ってしてくれたことがほとんどです。
今してくれたこと、過去にしてくれたことを思い出して感謝しましょう。
心で感謝すると、相手への見方が変わり無意識に好意に変わります。
また実際に行動で感謝すると、相手の印象が良くなりこちらの印象も変わります。
そしてお互い感謝し合えるようになります。
「ありがとうございます」の一言でも良いのです。
人はさまざま
人は皆それぞれ考え方が違います。
もちろん似ていることはありますが、完全に一致することは絶対にありません。
相手と意見が一致しないことでイライラしたり、落ち込んだりするのはやめましょう。
また、自分の意見が通らなくても意見を押し付けるのはやめましょう。
意見が合わなくても「そういう考え方もあるんだな」と思い、押し付けるのはやめましょう。
人の意見はそれぞれなので、時には相手の意見を受け入れたり、それぞれ自分の思う道を進めば良いのです。
どんなに気が合い、長く一緒にいる人でも合わない部分が多くあることに気付くでしょう。
意見の合わない小さなことで相手を嫌ってしまうのはとても、もったいないことです。
「ま、いっか」と吹っ切れる
相手の行動、行い、意見の不一致で「モヤモヤ」「イライラ」することは多くあります。
特に相手が少々興奮していて悪い言い方をすることがあります。
ささいなことでも一度イライラすると、何度も頭の中をグルグルと回り続けることがあります。
あまり長い間その状況が続くことは良いことではありません。
その時は心の中で「ま、いっか」と吹っ切れてしまい「そんな時もあるな」と思ってしまいましょう。
一度、吹っ切れてしまうとその後本当に楽になります。
ただし相手の嫌な行為が何度も続く場合は、別途対策を考える必要があります。
イライラすることに時間を使うより、良いことに時間を使いましょう。
褒める
相手の行動が正しいと思った時、自分の意見と一致した場合、積極的に褒めましょう。
褒めることで「相手は良い気分になる」のと「こちらも同じ思いです」と伝えることができます。
また、意見が一致しない、あまりうれしくない場合は、褒めないことで相手に自分の意見を伝えることができるようになります。
全てを良い方へ受け止める
相手の意見や行動が自分の考えと異なった時、その行為のプラスを考えてみましょう。
人は好きな人からされた好意は良いと感じ、好きでない人からの好意は悪と感じる習慣があります。
最初から否定だけをするのではなく、冷静になってその行為を見直してみましょう。
新しい発見があるかもしれません。
悪い考え
相手に反応を期待する
人との関わる時、反応を期待するのはやめましょう。
こちらの提案を否定されても相手を憎むのはやめましょう。
考え方は人それぞれなので一致しないことが多くあります。
また一致しなかったことで、別の提案を諦めるのはやめましょう。
少ない言葉で自分の考えを相手に完全に伝えることはできません。
「簡単に相手に自分の考えが伝わる」と思うのはやめましょう。
正確に伝えるためには長い説明か長い付き合いが必要です。
褒められる事を期待してしまう
相手や周りの人のために行動をした結果、相手に感謝されることを期待するのはやめましょう。
必ずしもその行動が相手にとって「喜ばしいこと」とは限りません。
余計なお世話の場合もあります。
相手が「喜ぶか」「喜ばないか」はやってみないと分かりません。
することで分かるようになります。
相手が喜ばないかもと思って行動を控えるのはやめましょう。
喜ばれないことも頭に入れて行動することで結果が良くなかった場合でも落ち込む必要はありません。
周りに期待してしまう
「周りが常に自分と同じ思いで行動する」と思うのはやめましょう。
基本的に人は考え方が違います。
自分の考えていることと、一致することは多くありません。
自分の考えと違った時は、「そういう考え方をする人なんだな」と思い、「人はさまざまだ」と受け入れましょう。
基本的に意見が同じことは多くありませんので、小さいことでイライラすると体が持ちません。
嫉妬してしまう
相手の幸せに嫉妬するのはやめましょう。
相手の幸せを認め一緒に喜ぶことは、こちらも同じ喜びを感じることができますので、こちらも幸せになります。
幸せを感じることで、幸せな人から分けてもらうことができますので、自分も幸せになります。
相手の幸せを感じることで「自分も幸せになろう」と努力します。
恨んでしまう
相手のしたことがこちらにとって不愉快な場合があります。
不愉快な思いをすると、相手に対して憎んでしまうことがあります。
憎んでしまうと、後ほど良くないことが多くあります。
不愉快なことをされるとイライラしたり、頭の中で相手を攻撃してしまいます。
そして、実際に相手を攻撃してしまい、相手から仕返しを受け悪循環に陥ってしまいます。
どうしたら不愉快なことをされなくなるかを考える事に思考を使いましょう。
また、基本的に特別相手から嫌われていない限り、わざとしてくる人はいません。
まとめ
いかかでしょうか?
重要なことは、これを元に自分で考え、経験して自分の経験則をまとめることです。
また、目的は人生を楽しく生きるためです。
人生を楽しく生きるために、自分はどう考え、行動すれば良いかを中心に指針を作成し、少しでも悩みをなくしましょう。
読んだだけで満足してはいけません。
実際に行動し経験をまとめることが本当に重要です。