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80点を目指すと行動できる、できない人は計画を見直だけで成果が上がる

繊細、真面目、完璧主義の人は、何事にも「完璧な結果と行動」を求めます。

「完璧な結果と行動」とは、計画を慎重に考え、それに沿って行動し、完璧な結果を求めることです。

もちろん、この事はとても大切なことです。

ただ、これには弊害もあります。

100%完璧を目指すことで、完璧な計画が完成するまで実行できなかったり、計画が完成せず、実行することが出来ないこともあります。

また、時間をかけて計画が完成したとしても、計画が大きすぎたり、手間だったりした場合、やる気が出ない場合もあります。

さらに、行動に移せたとしても、完璧な計画なので敷居が高く、途中で挫折してしまうこともあります。

また、完璧な過程を求めるので、途中の失敗は許されず、神経も使います。

そして、完成しても、完成品を壊さないように気を使います。

完璧主義の人は、完成品が壊れることが、とても嫌いなのです。

繊細、真面目、完璧主義の人は、思い当たるのではないでしょうか?

完璧なことは良いことだが、弊害もある

完璧なことは良いことです。

ただし、弊害もあります。

失敗すると大きな痛手を受ける場合は、徹底的に調査したり、計画を立てる必要があります。

ただ、完璧主義の人は、小さな物事でも失敗を許さず、徹底的に計画を立ててから行動します。

ちなみに、小さな物事とは、失敗しても取り返しが簡単にできる物事です。

人によって感覚は異なると思いますが、例を挙げると「掃除、洗濯など家事全般」が当てはまるのではないでしょうか。

では、小さな物事に対しては、どうしたら良いでしょうか?

完璧度、80%を目指しましょう

完璧度、80%を目指しましょう。

失敗しても取り返しの付く物事に関しては、80%を目指すと行動できるようになります。

今までは、小さな物事でも100%完璧を目指して実行していました。

これでは、なかなか行動できません。

今後は80%完璧な計画を立てて実行してください。

「少し失敗でも大丈夫」と思いながら計画して実行しましょう。

80%の完成度で「完成」と思いましょう。

ハードルが下がると、実行し易くなったのではないでしょうか?

小さな物事に対して完璧主義をなくして行動すると、達成できるようになります。

また、完成度が80%なので、完成後に壊れたとしても気にならなくなります。

例を挙げて解説

では、例を挙げて解説します。

完璧主義の人は「床を掃除をしよう」と思った時、まず完璧な計画を立てます。

例えば、

「床を掃除するには、床の荷物を移動した方がいいな」
「移動した荷物を戻した時、掃除した床が汚れないように、荷物を先に吸い取ろう」
「その前に、移動先が汚れていたら意味がないな」
「掃除機より水拭きの方が綺麗になるな」

と完璧を目指して計画を立ててしまいます。

これでは、一向に掃除が始まりません。

また、計画が大きすぎて途中で嫌になってしまいます。

ここで80%目指す計画に変更してみましょう。

まず最初の「床を掃除するには、荷物を全部移動」に関してです。

恐らくこの場合ですと、これを止めただけで、すぐに実行できます。

ただ、もしこれをしなかった場合、物を移動して掃除機をかける必要があります。

また、荷物に付いている埃が、吸い取った床に落ちるでしょう。

さらに、物があるので、綺麗に吸い取れないかもしれません。

ただし、ここで重要なことは、実行に移せたことです。

完璧な計画を練った場合、計画が完成しなかったら実行することすら出来ません。

また、計画が完成しても面倒になり、行動に移せなかったりします。

行動に移せなかった場合、成果は0%です。

80%でも行動した場合、成果80%になるのです。

もし、心当たりがある方は、試しに80%の計画を立ててはいかがでしょうか?

ハードルを下げると、想像以上に実行力が上がります。

それでもまだ行動出来ない方は、実行できるまで「70%」「60%」と、落とすと良いでしょう。

まとめ

普段、行動出来ない方は、ハードルが高くなっていないかを確認しましょう。

もし「妥協すれば実行に移せるな」と思った場合は、完璧な計画を止めて、簡単な計画へ変更して実行してみましょう。

これを繰り返すことで「80%にすると、実行力が上がる」ことを体験できます。

また、80%で行動する利点も理解できるようになりますので、ぜひお試しください。

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