毎日過ごしていると不安や心配事が多く発生します。
今回は不安解消の手段を紹介します。
実際の状況を対話形式で解りやすく解説しますので理解しやすでしょう。
多くの人は不安が頭に浮かぶと、不安が頭をグルグルと駆け巡り、ため息を付きます。
また、嫌なことを考えて不安になりたくないので、無視したり逃げたりします。
人は不安や揉め事が大嫌いなので、向き合わず逃げる性質を持っているのです。
小さな不安を放置すると貯まって大きな不安へ変化します。
よく聞く解消法を試しても解消しない方も多いと思います。
どうしたら簡単に不安を解消し楽しく過ごせるのでしょうか?
はじまり
不安くんは心配性な性格です。
何かあるたびに、物事が悪い方へ進むのではないかと不安で、ため息をついています。
そんなある日
模擬テストはどうだったんじゃ?
では不安を解消してやろう
何が不安なんじゃ
※ 普通の人にとってはなんでもないことですが、心配性の人にとっては大きな問題なのです。
試験管にその旨伝えて、トイレへ行きます。
※ 人が行動できない理由の1つに「体裁」「メンツ」があります。確かに上記の場合、一瞬恥ずかしい思いをするかもしれません。
だれも恥とは思っておらんし、おぬしに興味もない。
知り合いなんかいないじゃろ。
さらに不安が増えてしまうぞ。
たしかに一瞬「恥ずかしい」と思うかもしれませんが、その後のことを考えたら「ちょっとの恥」でその後「安心」と考えれば断然「安心」を選んだほうがよいじゃろ
※ 物事を達成する時に目的を忘れてはいけません。ここでの目的は「トイレへ行くこと」なのです。また、恥ずかしいやつだと思っている人はいません。もし、いたとしても、その瞬間だけで、その人はすぐに忘れるでしょう。
なんかどうでも良くなりました。
1回行ってみると本当になんでもないことに気付くぞ
行って今後不安にならなくなるなら。逆に行きたくなりました。
「周りから笑われる」とか勝手な思い込みにすぎんのじゃ。
今後は恥かもしれないと迷うことは積極的に試して見ると良い。
経験じゃ。
思っていたほとんどのことがなんでもないことだと思えるぞ。
自分がテストを受けていて、誰かがトイレへ行ったとして、後ろ指を指すかな?
※ 今まで悩み、不安に思っていただけで解決しようとしなかった、からなのです。要するに場数です。今回の場合はトイレへ行くだけなので失敗はないし、もし失敗になったとしても本当に小さな失敗です。小さな失敗は成功です。
※ 問題と思うから問題なのです。大丈夫にしてしまえば大丈夫なのです。つまり、大丈夫と思っている人には悩みでも不安でもないのです。
「ため息をついてもしょうがない」んですね
おさらいをすると、
「なんで不安なのか?」を考え、
「どうしてそう思うのか?」を考え
「どうしたら不安でなくなるのか?」を考えることが重要なんじゃ。
「はため息をついてもしょうがない、もしそうなったらこうしよう」
が必要なんじゃ。
ため息をついている時間があったらその悩みを解消のじゃ
※ 人は、不安や揉め事がとても嫌いなので可能な限り向き合わず逃げる性質を持っています。不安事は逃げているだけでは一生引きずります。不安ごとは日々発生しますので思いついたらすぐにその場で対応方法を考え常に悩みが少ない状態を保ちましょう。幸せな人は常に悩みを解消しているのです。
他の悩みを言ってみろ
遅刻しないためにはどうしたら良いか考えるのじゃ
集合時間の1時間前に着くようにします。
ちなみに自分の知らない問題は出るのか?
つまり、「出ても」「出なくても」今の時点では「どうしようもない」ってことだな。
なんか他にも小さな悩みがまだまだありますが、
自分で解決できそうです。
今までの悩んでいた時間を取り戻したいです。
では最後に
不安ごとが発生したら、
「不安事、どうしよう、ではなく、こうしよう」
と唱えるんじゃぞ
今日は本当にありがとうございました。
※ 人間は平等に悩み、不安を持っています。それを常に解消している人は幸せそうで、解決していない人は悩みや不安だらけの人生を送るのです。これからは悩みと積極的に向き合い解消して楽しい人生を送りましょう。
まとめ
人間は不安、嫌なことから自然と逃げる性質を持っています。
人間は危険を察知すると本能的に逃げるように設計されています。
不安は人間にとって危険信号なのです。
不安と向き合わず逃げてしまうと不安はどんどん蓄積され、大きな不安や鬱となります。
また、不安ごとから逃げたり、他責にしてごまかしたりするのはやめましょう。
小さな不安をその場で解決せず、ため息をついていると不安はどんどん高まり大きな不安へと変化してしまいます。
今から少しでも不安事が浮かんだら積極的に向き合い少しでも良い方法へ改善しましょう。
改善方法に気付くことで本当に気分が良くなり、その後引きずることがなく穏便に過ごせます。
また、気分の良さは「なぞなぞ」や「クイズ」が解けた時と同じ感覚ではないでしょうか。
改善策は慣れるまでは少し時間がかかりますが慣れると淡々と思いつくようになります。
スポーツと同じで練習を「したか」「しなかったか」だけなのです。
こなせば、こなすほど上達します。
付録
解決方法の考え方
- 解決方法を書く。
- どうしたら自分が安心するかを考える。
- 逆の立場になって考える。
- 他責にはしない。
- 過去は考慮しない。
- 不確実な未来は想像しない。
- それでもだめな場合は、ほんの少しでも改善する方法を考える。
- 努力で補える場合は、今すぐに努力する。
手順としては
- 不安が頭をよぎったら、逃げずに前向きに解決できると考える。
- それを不安と考えてしまう理由を考える。
- 不安が悪い思い込みや想像の場合は、良い想像へ変える。
- 今からでも改善できる場合は、改善策を考える。
解決策が思いつかない場合
- 少しでも今より状況がよくなる方法を考える。少しで良い。
- 小さな改善を目指す。最初から大きな改善を目指すと挫折する。