雑談、世間話が苦手な人は多くいます。
中には、雑談を想像するだけで、恐怖になる人もいます。
雑談が上手な人は、初対面でも楽く会話をします。
なぜ、悩まずに会話ができるのでしょうか?
雑談を楽しんでいる人は、これから説明するルールに従って、会話をしているのです。
ルールを知るだけで、世間話が簡単にできるようになり、楽しく会話ができるのです。
この記事では、簡単な雑談のルールを覚えるだけで、雑談がとても楽になる方法を解説します。
雑談が上手になる方法
突然、慣れていない人が、雑談が上手になることはありません。
雑談が上手になるためには、順番に学ぶことが必要です。
マスターすることで、簡単に上達できますので実践しましょう。
- 恐怖を無くす
- 聞き役になり、相手にしゃべってもらう
- こちらから話題を振り、会話を楽しむ
項目は3つあります。
ただ、「恐怖を無くす」を克服するだけで悩みは、ほぼ解消されます。
まずは、雑談の恐怖から抜け出すことから始めましょう。
今回は、「恐怖を無くす」を克服する方法を解説します。
そして、次回以降の、「聞き役になり、相手にしゃべってもらう」「3.こちらから話題を振り、会話を楽しむ」を学ぶと、雑談が楽しくなり、出会い、コミュニケーションが楽しくなるでしょう。
ぜひ、3つをマスターしましょう。
ただし、最初から一気に3つをマスターしようとすると、ハードルが上がってしまいます。
まずは「恐怖を無くす」を克服しましょう。
「恐怖を無くす」を理解するだけで悩みの8割を解決できます。
恐怖をなくす
まずは恐怖をなくします。
雑談時に、これから説明することを知るだけで、恐怖がなくなります。
「本当かな」と思うかもしれませんが、逆の立場になって考えると納得できます。
また、雑談の恐怖は「思い込みである」ことが分かりますので、「思い込みをなくし」楽しい毎日を過ごす事ができます。
では見ていきましょう。
反応を期待しない
反応を期待して話しかけると、悪かった時に落ち込みます。
このネタは相手に「通じるのか?」「うけるのか?」と考えてはいけません。
最初から反応を期待せず、あったらラッキーと思って会話を始めましょう。
会話恐怖症の人は、良い反応を期待します
良い反応を期待して、話しかける
↓
反応が悪い
↓
落ち込む
↓
再び、反応を期待して、話しかける
↓
反応が悪い
↓
落ち込む
と、悪循環を繰り返えすことで、雑談恐怖症になるのです。
雑談を楽しむ人は、良い反応を期待しません
良い反応を期待せず、話しかける
↓
反応が悪い
↓
気にしない
↓
再び、良い反応を期待せず、話しかける
↓
反応が悪い
↓
気にならない
と、悩まず雑談を繰り返します。
雑談の開始時にネタは必要ですが、反応を期待しないことが重要です。
良い反応を期待してしまうと、会話のネタに自信がない場合「もうネタを振るのをやめよう」と考えてしまいます。
気にしないでください。
ネタに対して反応が悪くても問題ないのです。
気にしすぎです。
相手が、たまたま「興味のない話題」だっただけなのです。
反応が薄い場合は、別の話題を振れば良いのです。
それでも反応が悪い場合、気にせず、さらに別の話題を振りましょう。
逆の立場になって考えてみましょう。
話題を振られた時、興味のある話題が振られることは少ないでしょう。
そんな時でも、気にせず、相手は、別の話題を振ってきます。
雑談のうまい人は、こちらの興味を、気にしていないのです。
たまにコミュニケーション能力が高くない人は、興味がない空気を出しますが、気にせず会話を終わらせれば問題はありません。
そして後に、会話がなくて問題はありません。
しゃべらないのは、お互いさまなので、気にする必要はありません。
最初にネタを一度は振っています。
よって感じが悪くもないのです。
気にするはやめましょう。
常に相手の気分が良いとは限らない
雑談時、相手の機嫌が良いとは限りません。
眠かったり、やなことがあったり、落ち込んでいたり、イライラしたり、と相手が調子の悪い時もあります。
そんな時、偶然に話しかけてしまった可能性もあります。
話しかけた時に反応が悪かったとしても、こちらが悪いと決めつけるのはやめましょう。
考えてみてください、自分が落ち込んでいる時に、楽しい話題を振られても、心から楽しめない時ってありますよね。
気にせず別の機会に話しかけましょう。
気を使って無理にしゃべる必要はありません
沈黙を無くすために、気を使って無理に会話をする必要はありません。
無理した話題は、とてもぎこちなく、お互い緊張して、雑談が盛り上がりません。
また、緊張することで、苦手意識が芽生え、恐怖症になってしまいます。
無理にしゃべることは逆効果です。
無理はやめましょう。
会話がない時があるのは、普通なのです。
「無理にしゃべらなくては」と思うのはやめましょう。
沈黙が続いたとしても気にするのはやめましょう。
お互いさまです。
気を使うと、雑談が面倒になってしまいます。
「会話がなくても大丈夫」と思うと、悩みはなくなります。
会話が得意な人でも、ない時は、ないのです。
当然、沈黙も多くあるのです。
気にするのはやめましょう。
先入観を無くす
相手は「〜だ」と決めつけて会話をするのはやめましょう。
例えば、「嫌いな人」「苦手な人」と決めつけてしまうと、話しかけるのが面倒になってしまいます。
冷静に心をフラットにして、会話をすることが、とても重要です。
また、「〜さんは、〜が嫌い」のように、先入観を持ってしまうと、会話が限定され、ネタがなくなってしまいます。
先入観をなくし、一般的な会話を心がけましょう。
特に緊張する相手の場合は、「はじめまして」の感覚で会話をすると気持ちが楽になります。
お店の店員に「すみません」と声をかけるイメージですると気が楽になります。
初めての店員に先入観はないですね。
会話終了後、失敗しても気にしない
雑談後、会話の内容が悪くても、気にする必要はありません。
失敗はありません。
盛り上がらなかったとしても、失敗ではないのです。
最初から盛り上がることを期待していません。
また、会話がなくても、気にする必要はありません。
常に、全ての人と、会話が合うことはないのです。
「今日、この人との雑談は合わなかった」だけなのです。
明日は、盛り上がる可能性もあります。
次回も気にせず、会話を楽しみましょう。
失敗ではありません。
失敗ではなくて、そういう状況があっただけなのです。
そういうことは、多くの雑談をこなすと、当たり前のようにあります。
普通のことなのです。
経験を積むと、当たり前になり、気にならなくなります。
コミュニケーションは取るほど成長する
一度の失敗で「自分はダメだ」と決めつけるのはやめましょう。
失敗を気にせず、何度もコミュニケーションを取ると必ず向上します。
また、ケンカしたり、怒らない限り、失敗はありません。
盛り上がらないことは、失敗ではありません。
次回も気にせず、同じ人、別の人と世間話をしましょう。
世間話は、こなせば、こなすほど、「盛り上がらないことは問題でない」ことが分かります。
場数をこなしましょう。
同じ人の場合、最初は沈黙もありますが、慣れてくると話題が増え、尽きなくなることもあります。
同じ人でも、雑談を繰り返すことで、ネタが増えて仲良くなるのです。
慣れです、数をこなすことで、自分が思っている以上に盛り上がらなくても、誰も気にしていないことが分かります。
決して失敗はありません。
次回も、何事もなかったかのように、普通に会話をしましょう。
最後に
まずはこれを意識して、雑談に望みましょう。
上記のことを体験して理解すると、雑談の悩みがなくなります。
雑談の恐怖は、思い込みなのです。
ぜひこれらをマスターして、次の段階に入り雑談が上手な人を目指しましょう。