よくビジネス書などで「失敗を恐れるな」と書いてあります。
失敗を恐れて止まらず、どんどん行動しろとの意味です。
失敗を恐れて行動しない事は良くありません。
行動することで人は成長するのです。
本当に失敗を恐れずどんどん行動しても良いのでしょうか?
失敗を恐れず行動することは本当に大切なことです。
ただし、失敗には2種類ありますので、まずはこれを理解しましょう。
この記事では、2種類の失敗を学び、改めて「失敗を恐れず行動する」意味を解説します。
失敗とは
失敗には「小さな失敗」と「大きな失敗」があります。
小さな失敗は、恐れずどんどん行動しましょう。
大きな失敗は行動すべきですが、慎重に事前の下調べを徹底し行動しましょう。
分かりやすく例えると
問題を別のイメージで想像すると簡単に理解できます。
「石橋を叩いて渡る」と言うことわざがあります。
これは「頑丈そうに見える石橋でも用心して渡りましょう」の意味です。
ここで言いたいことは、「丸太や藁で作られた橋は慎重に確認して渡る」。
つまり、大きな失敗が起こりそうな時は失敗を恐れ、慎重に行動しましょう。
石や、鉄筋で作られた橋は恐れずに渡る。
つまり、安全で失敗は起こらない可能性が高いことは、恐れるのを止めましょう。
これをイメージしながら「小さな失敗」「大きな失敗」を判断しましょう。
小さな失敗
小さな失敗とは、
- 少し時間を無駄にする失敗
- 小さな金額の失敗
- 恥をかく失敗
小さな失敗は深く考えずにどんどん行動しましょう。
失敗してもリスクは低いでしょう。
ただし、失敗せず成功する可能性も多くありますので、深く考えずに行動しましょう。
大きな失敗
大きな失敗とは、
- 大きな時間を無駄にする失敗
- 大きな金額の失敗
- 周りに迷惑がかかる失敗
- 人生の転機になる失敗
大きな失敗が発生すると思われる時は、失敗したでは済まないこともあります。
ただし、行動するなとは言いません。
必ず事前に調査をしたり、保険を掛けたりして行動しましょう。
つまり失敗とは
まとめると、ビジネス書に書いてある「失敗を恐れるな」とは、
- 大きな失敗が伴う行動は慎重に行動しましょう。
- 小さな失敗が伴う行動は積極的に行動しましょう。
つまり、大きな失敗も、小さな失敗も「失敗を恐れるな」となるのです。
積極的に行動しましょう
大きな行動は毎日できませんが、小さな行動は直ぐにでも行動できますので、今から積極的にに行動しましょう。
例えば
- あまり行かない店へ行く。
- 普段頼まないメニューを頼む。
- 小さな金額なら試しに購入してみる。
- 違う道を歩く。
- いつもはしないことをする。
- 普段話さない人に話しかける。
- 違う方法を試す。
このような小さな事は本当に失敗を恐れず、と言うよりは何も考えずに行動できるようになりたいものです。