人は他人から何か言われることを嫌います。
何かを言われそうになると、全力で否定したり、聞こえないふりをしたり、怒ったりします。
ただ、言われることを拒否したり「言うなよ」的な雰囲気を出していると自分の欠点や改善点を知ることはできません。
また、言われることがないと、それに関して考えたり、改善しようと思うこともありません。
実は、相手からの意見やアドバイスは、とても重要な指標になります。
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欠点を言われることも、アドバイスを言われることも、自分が思いつかない意見やアイディアが多く存在します。
もちろん、一人の意見を鵜呑みにする必要はなく、多数の方の意見を聞くことが重要です。
また、周りが言っているから改善するではなくて、他人の意見と自分の意見を混ぜて考え、答えを出すことが重要です。
もし普段、あまり言われない人は「他の人に〜って言われたけど、どう思う?」と聞いてみると良いでしょう。
また、意見や考えを思いついた時「〜って考えたけど、どう思う?」「〜に対して〜って思うんだけど、どう思う?」と聞いてみるのも良いでしょう。
確かに自分の頭の中だけで正しい答えを出すことも重要です。
たた、他人の意見を聞いたり、アドバイスをもらったりすることは、もっと重要なことです。
他人に意見を聞けるようになると、自分の考えが広がりますので、積極的に聞けるようになることが重要です。
今まで「自分の意見は正しい、周りも同じように考えている」と思っていませんでしたでしょうか?
恐らく想像以上に周りと自分の意見は異なります。
一番怖いことは「周りはこう思っているはずなので、こう行動しよう」とした時に、予想外に「周りはその行動が迷惑だった」なんてこともあります。
一番言いたいことは、自分が思ったり、考えていることは「想像以上に狭い世界の意見や考えである」ということです。
積極的に周りの意見を聞き、取り込み、考えて行動するようになると、とても成長が早くなりますのでお勧めです。
最後に余談ですが、相手の言い方によって素直に聞ける時と、聞けない時があります。
聞きたくないなと思う時は、相手の言い方が良くない時です。
その時は相手に言い方が悪いと伝え、自分が聞ける優しい言い方に変えてもらえるようにすると良いでしょう。
相手もこちらが嫌がると思って言っている訳ではないことがほとんどです。
逆に悪気で言っている人だった場合は、聞く耳を持たなくても良いでしょう。