考えても、考えても、解決しない悩み事はありませんか?
悩み事は、何気ない時に浮かび、悩んでも、悩んでも、解決しないことがあります。
小さな悩み事なら、少し考えれば解決することもありますが、大きな問題となると、なかなか解決しません。
また、気楽に相談できる相手がいるなら問題ないですが、出来ない場合や、したくない場合は、一人で答えを出すことになります。
解決しない問題は、何度も思い出したり、考えては解決せず落ち込んだり、ため息をついたりします。
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大きな悩みの場合、頭でいくら考えても解決しない
何度考えても解決しない、大きな悩みの場合、頭でいくら考えても解決しません。
また、ふと頭に浮かんで考えた時は、集中していないので、答えは見つかりません。
こんな時は、悩みを書き出すことをお勧めします。
頭で考えた場合は、考える度に「思い出す」「考える」の繰り返しですが、書き出すことで再び思い出す必要がなくなります。
また、悩みや問題がまとまり、頭がスッキリしますので、答えが見つかりやすくなります。
書き出すことで、真剣に問題に向き合い、頭が整理されるのです。
さらに、書き出すことは、悩みを吐き出す効果もあります。
これだけでスッキリして、解決することもあります。
もし、書き出すだけで解決するなら、こんなに嬉しいことはないですね。
書き出し方のポイント
書き出し方のポイントは、今考えている事を、そのまま書き出しましょう。
書き出す場所は、ノート、パソコン、スマホのメモ帳、何でも大丈夫です。
また、ルールはありません。
自由に書き出しましょう。
最初は、今考えたこと、今思ったことを、そのまま書き出しましょう。
本当にそのままで大丈夫です。
最初は、まとまりもなく、口語をダラダラと書き出すイメージで問題ありません。
徐々に、まとめられるようになります。
思いを書き出したり、書き出した内容を読み直したりすることで、答えが見つかります。
もし、答えが出ない時は、一旦休憩をして間を置いたり、暇な時に眺めると、答えやヒントが出ることもあります。
それでもまだ答えが見つからない時は、その書き出した内容に対して、友人にアドバイスをするように、第三者目線の文章で問い掛けてみましょう。
もちろん、問い掛けも書き出します。
「何で悩んでるの?」「何でそう思うの?」「どうしたら出来るの?」「どうなったら解決するの?」「こうしたら?」など、文章で問いかけてみましょう。
イメージは、友達との会話をシミュレーションして、物語のように書いてみましょう。
友人の相談には簡単に乗れるが、自分のことになると甘くなる、よくあることです。
第三者になって考えることで、何か答えやヒントが見つかるでしょう。
もしこれでも答えが出なかったとしても、現時点の状況をまとめることがきます。
また「なぜ答えが出ないのか」もわかるようになります。
最低でも何か得るものはありますので実践してみましょう。
書き出すメリット
最後に書き出すことのメリットをまとめると。
まず、頭に浮かぶ内容を書き出すことで、再び思い出す時間がなくなります。
それから、書き出すことで「なぜ、そう思ったのか」「なぜ、そうなのか?」「なぜ、それは駄目なのか?」それに対する問題と答えが明確になります。
さらに、書き出すことで別の疑問が出たり、考えもしなかった解決方法を思いつくこともあります。
また、答えを見失った時に、見直したり、考え直したりすることが簡単にできます。
もし、書き出していない場合は、最初から思い出し、頭で再びまとめる必要があるのです。
確かに、これでも解決しないこともありますが、必ず何かのヒントを得ることができますのでやって損はありません。
最低でも「なぜこの悩みは解決しないのか?」の理由を知ることが出来るのではないでしょうか?